自然素材の家の価値を伝えたい、ナチュールホームの高橋 普佐男です。
常に勉強する姿勢が大切
日々進化する世の中。
我が建築業界でも新しい技術や考え方が絶えず出てきます。
それに対応できるように、ぼくも常に勉強しています。
ただ、教科書に乗っているようなありきたりの知識には興味が湧きません。
だれも教えてくれないような視点やアイデア。
未だ見たことがない建築物や素材に興味があります。
そしてそれらを学ぶことに終着点はありません。
誰のために勉強するのか
世の中を見渡すと、経営のノウハウやお金儲けのことばかり教えるセミナーや勉強会がはびこっています。
そんな勉強をしても無意味なのにね。
基本はただ一つ。
お客様のためになっているか
そうでないセミナーや勉強会は、時間とお金の無駄です。
このあたりは、お客様の方もよく分かっているはず。
その建築会社の社風や人をよ~く観察すれば、良い会社とそうでない会社を見極めるのはそう難しいことではないと思います。
今はZEH(ゼッチ:ゼロエネルギーハウスの略)が大人気。
国の政策なので対応することは必須なのですが、ぼくにはブームにしか見えない。
事実それに便乗した商法や建材が大量に出回っていますので。
少し前にHEMS(ヘムス:家庭内のエネルギー管理システム)が盛り上がっていたけど、最近聞かなくなりましたね。
少なくともぼくの周りには全く浸透していません。
結局はお金になりそうなものに、どこかの偉い先生と建材メーカーと建築業者が群がっているだけで、本質を分かっている人がいないんじゃないかな。
その結果、お客様のためになっていないものは消えていきます。
なんだかものすごく偉そうなことを書いていますが、ぼくはなんでも知っているわけではありません。
ただ、何も知らないお客様を相手に適当な知識で家を提供することはやめましょう、と言いたいだけです。
家は家族の健康を守り、心豊かに暮らす、とても大切な場所ですので。
進化し続けること
今ぼくが学んでいることは、住宅建築の先端技術で科学的に裏付けがとれることです。
家の性能のことから耐久性、居住性に関係することを深く学んでいます。
実は昔からの慣習で当たり前にやってきたことに、間違っていることって結構多いんです。
さらには10年前にはそれでよかったことが、現在では通用しなくなっていることも多々あります。
技術は常に進化します。それについていくためには、やはり日々の勉強と研究は欠かせません。
すべてはその家に住む人のために。
幸いぼくは新しい知識を得ることが大好きです。
良いことをどんどん身につけて、今日より明日の方が少しでもいい家が建てられるようになりたい。決して流行りや廻りに流されることなく。
日々メールやFAX、DMで送られてくるセミナーの勧誘を横目で見ながら、改めてそんなことを思いました。
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