自由度が広がる間取りの考え方

自然素材の家の価値を伝えたい、ナチュールホームの高橋普佐男です。家づくりをする上の大切な、常識にとらわれない自由度が広がる「間取り」の考え方についてお伝えします。

間取りは何LDKで考えない

完成見学会で初対面のお客様からよく聞かれることがあります。

「この家は何LDKですか?」

一般の工務店やハウスメーカーは、多分即答で何LDKです!答えるのでしょう。でも僕は答えません。というか、答えらません(笑)その理由は何LDKと言う概念で間取りを設計していないから。なので聞かれても分からないのです。でも一般の人が何LDKで家を考えるのは、仕方がないことです。なぜなら住宅雑誌や折込チラシに掲載されている間取りには、ほぼ全てに何LDKと表示されているから。

「何LDK」で考えるデメリットとは

何LDKという枠で考える一番のデメリットは、家の可能性を閉じてしまうことです。例えばリビングと繋がりのある和室が良い例です。普段はリビングの一部として使用し、ある時は客間として、またある時はキッズスペースになったりと、いろんな用途が可能です。

子供室もそうですね。最初は一つの大部屋にしておいて、後々仕切るプランにすることが多々あります。お子さんが巣立った後は、暮らし方に応じてまた一部屋に戻すこともできます。その場合には何LDKでまとめられないんですよね。と言うか、まとめる必要がないんです。そもそも部屋の数には何の意味もありません。いかにその家に住む家族が心地よく暮らせるか、から検討していくのが本来の家の設計なのですから。

大切なのは「どんな部屋やスペースが欲しいのか」

一度「何LDK」という枠を外して家を考えてみてください。一気に自由度が高まって、家づくりが楽しくなると思いますよ(^^)よく分からないって方は、まず最初に何の制限もない場合、どんな部屋やスペースが欲しいのか?から考え始めてみてください。その際に大切なのは「自分たちはどんな暮らしがしたいのか」という視点です。その中から欲しい部屋やスペースの優先順位を決めていくといいですよ。

間違っても何LDKで考えないこと。

何LDKの枠は今日から取っ払ってしまいましょう♪

そして間取り作りで大切なことは、プロに任せることです。その場合はもちろん何LDKで考えない、ナチュールホームのような魅力的な家づくりをする工務店に任せてくださいね♪

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プロフィール
プロフィール 高橋普佐男
岐阜県羽島市の工務店、ナチュールホーム株式会社の代表取締役。

幼いころから家が原因のアレルギーに悩まされ、10年前に建てた自宅は家族が健康に暮らせる家に。使うほどに味わい深くなるものが好きで、家も同じ考えです。無垢の木・漆喰・塗料・鉄・石などの天然素材を上手に活かしたオリジナルの家を造っています。

妻と小学生の娘と息子の4人家族。家づくりに関する楽しい話からコアな話、暮らしを楽しむ方法などをお伝えしていきます。 一級建築士・シックハウス診断士・VOC測定士。