入居後の住み心地の話を聞くことは、ぼくにとって大切なことなんです。

自然素材の家の価値を伝えたい、ナチュールホームの高橋 普佐男です。

家のメンテナンスにおじゃましてきました

昨日は新築ご入居後、8か月ほどが経ったOBのお客様、大垣市の 亀田さんのお宅 にメンテナンスにおじゃましてきました。

玄関ドアの開閉の調整、動きの悪い建具の調整、床の傷直しなどを行いました。

住み始めてからのご相談で「建具の動きが悪くなったんで見てほしいんですけど」とのご依頼がたまにあります。

引き戸がスムーズに動かなくなったり、ドアのストッパーが効かなくなったり、無垢の建具は季節によって「動く」ことがあるんです。

その原因は建物内の温湿度の変化にあります。

冬の乾燥時期は縮んだり、夏の湿度の高い時期は膨張したりと、無垢材には目で見てわからない程度の微妙な変形が起きているのです。

その場合は金具の調整や木を少し削ったりで簡単に修理ができるので、よっぽどのことでない限り、ぼくや現場監督で対応できます。

実際にこの日もぼくと現場監督のミヤケンの二人で作業して、時間にして30分ほどで完了。

無垢材や自然素材は、そういう性格のものだと思ってもらってもらえるとありがたいですね。

この日の亀田さんもそのあたりのことは良くご理解いただいており、今回のように簡単に修理できることで安心していただきました。

雑談の中から見えてくること

その後は奥様と日々の暮らしの雑談タイムに。
実はこれがぼくにとって大切な時間です。
家の使い勝手や住み心地についていろいろと聞くことができました。

エントランスには可愛いお花たちが

お話しの内容をいくつかピックアップしてみました。

・キッチンの作業カウンターの使い勝手がとても良い

1.8m×75㎝の広いカウンターは、お菓子作りが趣味で広い作業スペースがほしいという奥様の、当初からのご要望でした。
お子さんのスタディカウンターも兼ねるスペースで、おやつもここで食べているそう。
ママ友が遊びにきたときのおしゃべりはほぼここでしたりと、便利に利用しているとのことでした。
キッチンの配置は対面式が人気ですが、壁付け式にして作業カウンターを設けるスタイルでも十分に使い勝手が良いことが分かりました。

・キッチンの壁タイルの目地をグレーにして正解だった

白いタイルには白い目地で仕上げることが多いですが、あえてグレーにしました。
アクセントになってお洒落だし、ガスコンロでも汚れを気にせずに使用できているようです。

キッチン壁のサブウェイタイル

・洗濯物を室内に干してもよく乾く

当初から2階のホールに室内物干し場を計画してあり、そこでよく乾くとのことです。
そこ以外でも、日が当たらないサニタリーの物干しバーにかけておくだけでも十分乾くようで、それがとても便利なようです。
これは建物内の計画的な換気がしっかりできていることがその理由だと思います。

・ご主人が積極的に家事をしてくれるようになった

以前のアパート暮らしの時はほとんど家事をしなかったご主人が、いろいろと手伝ってくれるようになったとのこと。
もともときれい好きなご主人、特に掃除を積極的にやってくれるそうです。
庭の手入れもご主人の趣味になっているようです。
芝が植栽が奇麗に維持されていました。
奥様曰く、家を建てる前はこういうことに全く興味がなかったとのことです。
家に愛着を持ってくれていることが嬉しいですね。

・家での自分時間を楽しんでいる

この四月から息子さんたちが小学校と幼稚園に入学し、手が空いて家での自分だけの時間を楽しめるようになったとのこと。
カフェのような家の中でゆったりとくつろぐ時間が贅沢と感じていらっしゃるようです。
以前に勤めていたケーキ屋さんでのパートの仕事に復職し、忙しいながらも充実した日々を過ごされているご様子でした。

・実家との住み心地の差が大きい

お子さんが小さいこともあり、連休には実家に泊まりに行くことも多いそうですが、
自宅と実家を比べると、雰囲気や快適さなどが断然自宅の方が良いとのことです。
ちなみにご実家は4年前にハウスメーカーで建てた立派な家らしいです。
そんな家と比較して褒めてもらえるって嬉しいですね。

開放的でお洒落なLDK

ここに書いた以外にも、たくさんのお話を聞かせていただきました。

亀田さんを見ていると、心から家のことを気に入って暮らしているんだなぁと感じます。
お話の内容や表情、インテリアの飾り付けなどを見ればそのことがよくわかります。

この日聞いたことは、今後の家づくりにぜひ活かしていきたいです。

気づくとメンテナンスよりもおしゃべりの時間の方が長くなってしまいました。
「はぁ~、幸せだなぁ~」なんてことをミヤケンと話しながら家を後にするのでした。

自然素材の内装は時間が経つほど、風合いが味わい深くなっていきます。
また次に訪問することが楽しみです♪

亀田さん、ありがとうございました~!

亀田様邸の施工事例はこちら →→
「スチール階段と大きな吹抜のある家」

完成後のお声はこちら →→
「亀田様のお客様レター」

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プロフィール
プロフィール 高橋普佐男
岐阜県羽島市の工務店、ナチュールホーム株式会社の代表取締役。

幼いころから家が原因のアレルギーに悩まされ、10年前に建てた自宅は家族が健康に暮らせる家に。使うほどに味わい深くなるものが好きで、家も同じ考えです。無垢の木・漆喰・塗料・鉄・石などの天然素材を上手に活かしたオリジナルの家を造っています。

妻と小学生の娘と息子の4人家族。家づくりに関する楽しい話からコアな話、暮らしを楽しむ方法などをお伝えしていきます。 一級建築士・シックハウス診断士・VOC測定士。