自然素材の家の、本当の価値を伝えたい、
ナチュールホームの高橋 普佐男です。
全国の工務店さんが視察に来てくれました
先日、全国の工務店13社が弊社を視察に来てくれました。
主催は、スイス漆喰のカルクウォールやドイツの自然塗料リボスを取り扱う商社のイケダコーポレーションさん。
ナチュールホームが自然素材を使用した家を上手に提案し、お客様と良い関係を築いているということで、一度他の工務店さんの前で話しをしてほしい、との依頼を受けたことがきっかけでした。
ぼくとしては、普段同業者の前で話すことは滅多になく、こんな田舎の工務店の社長の話なんか聞いて参考になるのかな、と思っていました。
でも、担当の射場さんは、ぼくの話は他の工務店さんにとって必ず参考になるから、ぜひお願いしたいとのことでした。
その理由として、
ナチュールホームのように家づくりのコンセプトがブレない工務店は全国でも少ないこと。
ここに至るまでの過程や、現在どんな思いで家づくりをしているのかを、これから自然素材を取り入れていく工務店さんにぜひ伝えてほしい。
そこまで言うのならと快く引き受け、射場さんのサポートを受けながら話の内容をまとめていきました。
結局、当日はほとんどアドリブで話をしました。
どんな方が視察にいらっしゃるのか分かりませんでしたし、皆さんの表情を見ながら話した方がより伝わると思ったからです。
その後は築10年経ったぼくの自宅と、近場のOB施主様のお宅を見学してもらいました。
快くご協力いただきましたOB施主様にはお礼を申し上げます。
視察された方たちからは、質問をもらったり、感謝の言葉をいただいたりと、少しはお役に立てたのかなと感じました。
そして今回の話の内容をまとめるために、ここまでやってきた自分の過去を振り返るという意味でもやってよかったな、と思っています。
大事なのは「人」
ぼくも他の工務店さんの視察に参加したことがありますが、目が行くのは、家よりも「人」です。
いくらおしゃれな家、カッコいい家をつくっていても、経営者に魅力がない工務店には興味が持てません。
逆に個人経営の小さな工務店でも、人に魅力があるところには心を惹かれます。
そしてお客様もそういうところをよく見ていらっしゃると思うんです。
経営者の人柄や言動、ちょっとしたしぐさなど。
弊社のように少人数で経営している工務店では、よりその辺りを見ていらっしゃるのではないでしょうか。
イケダコーポレーションさんに学ぶ
そして今回の主催のイケダコーポレーションさんも同様に「人」を大事にされています。
彼らのお客様は、ぼくたちのような工務店です。
その工務店が、楽しく仕事ができる環境づくりをすることが自分たちの役割だと、本気で考えている会社です。
もちろん会社を運営していくためには利益をあげることが目的なのですが、
そのためには商品を好きになってもらう。
それ以上に、人を好きになってもらう。
その努力を惜しまない姿勢には、頭が下がります。
イケダコーポレーションさんの社風は、傍から見ていてとても勉強になります。
この日は射場さんの他に、名古屋営業所のスタッフ1人と東京営業所のスタッフ2人も参加されました。
みなさんに共通して言えることは、とてもいい顔をしていることです。
自分たちの役割をしっかりと理解されていて、とにかく楽しんで仕事をされています。
(なんか偉そうに言ってスミマセン 汗)
終了後のレビュー(反省会)の様子も見せてもらいましたが、ナイスチームワークで、とても参考になりました。
最後に
この日参加された工務店の皆様、遠いとこからありがとうございました。
ぼくが皆さんに一番お伝えしたかったことは、ぜひ楽しんで仕事をやってほしいということです。
家づくりという仕事は、もっともっと楽しくやっていいと思います。
お客さんやスタッフや協力業者さんを巻き込んで、楽しく仕事をする。
その結果、お客様はもちろん、家づくりに関わるみんなが満足でき、自然にいい流れになっていく。
そのためには、まず自分自身が一番楽しまないとね~♪
今回いろんなことに気付かせてくれたイケダコーポレーションの皆さん、お越しいただいた工務店の皆さん、ありがとうございましたー!!
\こちらもぜひどうぞ~/