お正月の実家から戻ってきて実感できる家の快適さ。その原因は断熱性能に有り。

自然素材の家の本当の価値を伝えたい、ナチュールホームの高橋 普佐男です。

実家がめちゃくちゃ寒かった~

お正月明けにお客様の家に行くと、よく耳にする話があります。
それは、「実家がめちゃくちゃ寒かったです~」という内容。

そうなんですよね。新築後は、実家に帰省したときの寒さが身に染みて分かるようです。

皆さん家を建てる前はアパート暮らしでこの時期の寒さに慣れているから、実家に帰ってもその差にあまり気が付いていかなかったんですね。

それがナチュールホームの建てた家に住んでから実家の古い家に泊まると、その差がはっきりと実感できるんです。

ぼくの実家(同じ敷地内にある母屋)もまさにそんな感じなので、よ~くわかります。
親戚の叔父や叔母の家に行っても、同じことが体感できます。

その差の原因はズバリ、断熱や気密などの家の性能にあります。

そして最近建てた家でも大丈夫とは言えないんです。

今の断熱基準を満たしていなかったり、もともと家の中全部を暖房するという計画で間取りを考えていないため、本当に快適といえる家は少ないんです。

妻の実家のLDK(リフォーム前)

一般の古い家のイメージ

実家(古い家)の断熱のイメージは大体こんな感じ。

壁は泥壁で断熱材が入っていないか、もしくは隙間だらけの適当な断熱施工がされている。

床下も断熱材が入っていなくて、床下換気口から入ってくる冷気をまともに受けている。

窓は一枚ガラスで結露がびっしり。近くに寄ると明らかに空気の冷えを感じる。

家全体に、目に見えない隙間がたくさんある。

そこで暮らしている人はそれが当たり前なので、いつものように部屋を個別暖房で温め、家の中なのに厚着をしています。

みんなが集まる部屋だけが温かく、廊下に出ると極寒の世界が待っています。

う~ん、快適とは程遠い環境ですね。

本当は年をとってからこそ、できるだけ温度差のない家に住む必要があるんです。なぜならヒートショック(温度差による家の中での事故)で亡くなる高齢者が後を絶ちませんので。

実家を断熱リフォームで快適に

まあでも実家には親の温かさがありますので。

ごはんも作ってくれるし、子供と遊んでくれるし、お年玉ももらえるし(笑)
忙しい日常を忘れてダラ~ッとできるのも実家ならではですよね。

帰省のときには寒さをあきらめて防寒具を持ち込むのもいいですが、老後を親に快適に暮らしてもらうため、子供を連れて帰った時に心地よく過ごすために、ぜひ実家の断熱リフォームを親に進めてしまいましょう。

もちろん建て替えられるのならそれが一番です。間取りから性能面まで綿密な計画ができますので。でも実際には実家にそれだけ費用はかけられる人は少ないですよね。

その点リフォームなら新築よりはお手軽感があります。

ただ、断熱リフォームで窓の他にお風呂などの設備機器まで全て取替となると、それなりにまとまった費用は必要になってきます。

妻の実家をリノベーション

ちなみに身近な例をあげますと、リコ(妻)の実家をナチュールホームで8年前にリフォームしました。間取りも大きく変更する大がかりなリフォームだったので、リノベーションという言葉のほうが適切ですね。

最近流行りの古家をリノベーションして暮らすという方法もこれと同じです。

ナチュールホームは新築だけでなく、一戸建ての家のリノベーションも行っています。

妻の実家のLDK(リフォーム後)

リコの実家では、リノベーション前と後では快適さにとても大きな差がありました。

家の中どこに行っても温かく、結露も発生しない。一年を通してとても暮らしやすい家になりました。

なによりも、実際に住んでいるお義母さんが、快適さと家の心地よさに大満足してくれていることが一番嬉しいですね。

さて、いったいどんな方法でリノベーションをしたのでしょうか?

気になる実際の施工方法を次回のブログでご紹介します。

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プロフィール
プロフィール 高橋普佐男
岐阜県羽島市の工務店、ナチュールホーム株式会社の代表取締役。

幼いころから家が原因のアレルギーに悩まされ、10年前に建てた自宅は家族が健康に暮らせる家に。使うほどに味わい深くなるものが好きで、家も同じ考えです。無垢の木・漆喰・塗料・鉄・石などの天然素材を上手に活かしたオリジナルの家を造っています。

妻と小学生の娘と息子の4人家族。家づくりに関する楽しい話からコアな話、暮らしを楽しむ方法などをお伝えしていきます。 一級建築士・シックハウス診断士・VOC測定士。