家の大きさは「キセキ」で比べると得をする?! 施工床面積とは〇〇い床面積だった!

自然素材の家の、本当の価値を伝えたい、
ナチュールホームの高橋 普佐男です。

家の大きさって、何で比較していますか?

家づくりをご検討中のみなさん、家の大きさや広さって、何で比較していますか?

床面積(坪数)ですか?
部屋の数の多さですか?
外観のボリューム感ですか?

多分一般的には、床面積(坪数)で比較することが多いですよね。

モデルハウスや完成見学会に何度か行かれたことのある方なら、床面積30坪と40坪の家の広さの違いは、ある程度は掴めているのではないかと思います。

床面積32坪の真っ白なお家

床面積の表示方法は一つじゃない?!

で、その床面積ですが、表示方法がいくつかあるのはご存知ですか?

一つは、建築基準法上の床面積。
「法定床面積」とも呼ばれる通常の床面積です。
建築確認申請書や法務局に登記する面積もこの面積です。

もうひとつは、「施工床面積」
これは実際に工事をした部分を表す面積です。

実はこの「施工床面積」がちょっと厄介なんです。

なぜなら、それぞれの建築業者が独自に表示している数値で、
どの部分までに参入するのかが、特に決まりがないからです。

そのため、法定床面積には入らないけど、施工床面積に入れるって場所が多々あるのです。

多い場所として、

・ロフト
・小屋裏収納
・バルコニー・ベランダ
・玄関ポーチ
・屋根付きの洗濯物干場
・ウッドデッキ

等々

ひどい場合だと、

・吹抜け
・屋根の軒下になる部分
・工事中の足場が掛かる場所

なんてところまで入れている建築会社もあるそうです。ヒェ~~

この場合、法定床面積と比べて当然数字が大きくなります。

でもって、その大きな施工床面積で建築費用を割って計算しているため、1坪当たりの価格(坪単価)は、当然ですが法定床面積より施工床面積の方が安くなります。

これを巷では、「 坪単価マジック」 と呼ぶそうです(笑)

せこい床面積にはしたくない!

ちなみにナチュールホームでは施工床面積の標示は一切行いません。

理由は、せこいからです。

そうです、ぼくはせこいことが嫌いです(笑)

それに、わざわざ坪単価を安く見せようとしなくても、本当にいい家だったら選んでもらえるはずですよね。

「施工床面積 = せこー床面積」ですよ!
(今思いついたナイスなダジャレ)

ちなみに、明後日(7月2日)に完成見学会を開催する大垣市のK様邸は、床面積32坪のお家です。
(もちろん法定床面積ね)

オープン階段を含めて7.5帖の吹抜け

このK様邸はナチュールホームが得意とする、空間を上手に利用した家なのです。

事実、法定床面積以外に、これだけの場所があります。

・7.5帖の吹抜け
・6.5帖のロフト
・3.5帖の屋根・外壁付ポーチ
・7帖の屋外物干し場兼自転車置き場
・5帖のウッドデッキ+造作庇

以上合計で14.75坪

ちなみにこれを施工床面積として足して計算すると、32坪+14.75坪で合計46.75坪になります。

むむむ!

施工床面積は、なんと法定床面積の1.46倍に!!

法定床面積で仮に坪単価70万だとした場合、
施工床面積に換算すると、なんと坪単価48万円に

こりゃ、せこいを通り越して、イ、インチキやんかーーー!!!

オ、オホン・・・

えー、そのようなことをなくす提案としまして、
家の中の気積(空気の体積)で比較なんかできたら、面白いと思うんですが。

空間を上手に利用するのがコツ

同じ床面積でも一般的な天井高さ2.4mの家と、梁見せの高い天井や吹抜け、勾配天井がある家の気積を比較すると、違いが出ることは分かりますよね。

ちなみに今回のK様邸は梁見せや吹抜けが有り、平天井で吹抜けなしの家にした場合との気積の差は、約1.5倍大きくなります。

つまり、

床面積が小さめな家でも、気積が大きければ広くて開放的な家になる

ってことなんです。

そのメリットとしましては、

・大きな土地が必要なくなる
・床面積を大きくするよりも建築費用が割安になる
・未利用空間を減らすことが出来て効率的
・固定資産税などの維持費を抑えることができる

コンパクトな家のメリットって、他にもたくさんあるんですよ~。
それについてはまた後日ブログにまとめてみます。

今回のまとめ

え~、なんやかんやごちゃごちゃと書きましたが、実際にK様邸を見てもらえれば、ぼくのお伝えしたいことがご理解いただけると思います。

そして、そんなK様邸の完成見学会が、明後日の7月2日(日)に大垣市にて開催されます。
興味のある方には、ぜひ見てもらいたいな~
必ず参考になると思いますよ~
(掲載の写真は全てK様邸)

家BAKA社長の話を聞いてみたい方、空間の上手な使い方を知りたい方、自然素材の家に興味のある方、ただ単にどんな家なのか見てみたい方。

どなた様にも参考になるはず、ぜひお待ちしておりま~す!!

自然素材で気持ちの良い内装

完成見学会の詳細はこちらからどうぞ。

\こちらもぜひどうぞ~/
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プロフィール
プロフィール 高橋普佐男
岐阜県羽島市の工務店、ナチュールホーム株式会社の代表取締役。

幼いころから家が原因のアレルギーに悩まされ、10年前に建てた自宅は家族が健康に暮らせる家に。使うほどに味わい深くなるものが好きで、家も同じ考えです。無垢の木・漆喰・塗料・鉄・石などの天然素材を上手に活かしたオリジナルの家を造っています。

妻と小学生の娘と息子の4人家族。家づくりに関する楽しい話からコアな話、暮らしを楽しむ方法などをお伝えしていきます。 一級建築士・シックハウス診断士・VOC測定士。