失敗しない家づくりのために大切な3つのポイント。その1:雰囲気(バランス)

自然素材の家の価値を伝えたい、ナチュールホームの高橋 普佐男です。

前回のブログでは、「失敗しない家づくりのために大切なこと」ということで、家づくりで大切なのはバランスだということをお伝えいたしました。

前回のブログはこちら→⭐︎

失敗しない家づくりのポイント  その1:雰囲気(デザイン)

今回は、ナチュールホームが大切にするバランス3本柱の一つ目、雰囲気(デザイン)についてお伝えします。

ナチュールホームは家の雰囲気をとても大切にしています。
雰囲気とは「その場を満たしている気分や空気感」のことを言いますが、ナチュールホームはまさにその空気感を大切にしています。

家の外観の雰囲気について

家の外観全体の見え方やバランスにこだわりを持っています。
検討するところは多岐にわたります。


例えば、
建物の高さ、幅、奥行きのバランス。
屋根形状と勾配、玄関の位置、窓の配置バランス。
庭スペース、玄関へのアプローチ、駐車スペースの屋外スペースのバランス。
屋根、外壁、木部、窓、木部の色のバランス。
エアコン室外機、エコキュートの位置などを目立たせないこと。
周りの建物との位置バランス。
などなど。

はい、バランスの鬼です 笑

ここまで考えこまないと、美しくお洒落な家にはなりません。
家の前に立つと思わず見とれてしまうほどの雰囲気の良さを、自分自身に求め続けています。

家の中の雰囲気について

見え方やバランスにこだわるところは外観と同じですが、内装での一番こだわりは素材です。
時が経つほど味わい深いなる天然素材を厳選して使用しています。

ごく一般の家は、完成した時が最高の状態です。
でもその日から劣化が始まるのです。

ピカピカだった家が、時が経つにつれてみすぼらしくなっていきます。
それに伴い、家への愛着も徐々に薄れていくと思います。

素材にこだわった家は、新築時よりも年数を経た方が雰囲気が良くなります。
天然素材が味わい深くなっていくことで色や木目の深みが増していき、落ち着き感が高くなります。大好きだった家への愛着がさらに深まっていきます。

雰囲気の良い内装にするコツは、ピカピカテカテカ素材を避けることです。

ピカピカテカテカ素材の代表的なものは、合板フロアー、ビニールクロス、クッションフロアー、木目シート張り建材、アルミサッシなどです。
ナチュールホームの家ではこれらを使用しません。

雰囲気を壊すだけでなく、シックハウス症候群の基となる化学物質の発散によって健康面にも影響があります。

天然素材のマットな質感を生かすことで、雰囲気が格段に良くなるのです。

設計事務所やデザイナーズハウスとの違い

このように、外観バランスと内装建材の質感にこだわりを持っていますが、
「暮らしやすさ」をおろそかにしてまでそちらを優先することはありません。
ナチュールホームの家づくりの目的は、暮らしやすさを追求したうえでの家族の幸せです。

そこが設計事務所やデザイナーズハウスとの決定的な違いです。

ここは自社設計自社施工を貫く工務店としての信念です。


住む人にいかに寄り添い、その上でどれだけバランスの良いお洒落な家にできるかを、常に念頭において家づくりをしています。

次回は、失敗しない家づくりのために大切な2つ目のポイント「暮らしやすさ(間取り)」についてお伝えします。

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プロフィール
プロフィール 高橋普佐男
岐阜県羽島市の工務店、ナチュールホーム株式会社の代表取締役。

幼いころから家が原因のアレルギーに悩まされ、10年前に建てた自宅は家族が健康に暮らせる家に。使うほどに味わい深くなるものが好きで、家も同じ考えです。無垢の木・漆喰・塗料・鉄・石などの天然素材を上手に活かしたオリジナルの家を造っています。

妻と小学生の娘と息子の4人家族。家づくりに関する楽しい話からコアな話、暮らしを楽しむ方法などをお伝えしていきます。 一級建築士・シックハウス診断士・VOC測定士。